介護と福祉 三十路男の介護哲学

老老介護から認認介護へ 

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老老介護という言葉は、ここ数年でごく当たり前に耳にする言葉になりました。

老老介護とは、高齢者が高齢者を介護していることですよね。

老老介護は時代の進歩とともに、核家族化が進んだことにより生み出された現象のひとつと言えるでしょう。

では、タイトルにある様な認認介護とはいったい何を意味するのでしょう?

少し、考えてみてください。
福祉介護に携わっている人ならすぐにわかると思いますが・・・

認認介護とは・・・

この漢字が表している通りですよね。

「認」・・・認知症を表しています。

ということは、認知症の高齢者を認知症の高齢者が介護しているってこと?!

けして、間違いではありませんが、介護する側もされる側も認知症ではおそらく介護が成り立たないかもしれません。
それはそれで大問題ですが、ここでは少しニュアンスが違います。

認認介護の基本は、老老介護です。

老老介護の介護される高齢者が認知症だとします。
介護する側の高齢者は、休む間もなく介護に追われます。 

その結果、介護する側が介護の忙しさ等のあまり、自分のしたいこともできず、他者との交流なども減ってしまい引きこもりがちになってしまいます。

こんなことから介護する側だった高齢者が気づかないうちに認知症を発症していくことが「認認介護」と言われるわけです。

「認認介護」の状態になってしまうと、おそらく在宅での生活は困難を極めることと思います。しかし、引きこもりがちの高齢者世帯の変化に周りが気づくのは時間がかかります。

一言二言会話をするくらいでは、認知症かどうかわからないケースが多く、実際に自宅に入ってみると悲惨な状態になっていることもあります。

いかに、地域の連携などで高齢者世帯とかかわりを持つか。
今後も大きな課題となってくることは間違いありません。



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